続続・よいこの1日  -

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02

09

23:26
Fri
2007

No.0138

スラムの女性達

マタトゥと呼ばれる小型バスでごとごと揺られてついたのは静かな田舎町。
そこはナイロビの郊外、シランガ。
行き先はスラム街で日本人が設立、経営しているストリートチルドレンのための学校、
設立者の名はもはや伏せるまでもなく有名な人物、浅田嘉一氏(愛称:カマウさん)である。

昼間は人通りも少なく静かなものだが、夜になると強盗や殺人が度々起こり、
警察も近寄らないほど治安が悪いというこの地域はボロボロの家が並ぶ。
政府の許可なく住みついているため水道や電気は通っていない。
家の前では何やら肉のようなカタマリを焼いて売っている人がいる。
しかしそのカタマリは焼きすぎ?で真っ黒、
もはや何を焼いているのか何のために焼いているのかわからない。

歩けどもなかなか学校へ辿り着かないので、その辺にいた女性に道を聞くことにした。
しばらく歩くと、近道だと言ってその女性は茂みの小道へ。
そうか近道かとスタスタついて行こうとすると、背中からおーいと同行者の声がした。
振り返ると彼はまだメインロードに立ったままで戻って来いと言っている。
どうやら妙な考えが頭を巡ったらしく、近道が嫌だとのこと。
しかしどちらかと言うと、挙動不審な我々の方が
ここの住民にとっては不審者であることに間違いはないだろう。
結局、学校はその茂みの向こうにあった。

さて、スラム街には女性と子供が多い。
恋仲になった女性が妊娠すると経済力のない殿方は逃げてしまうのである。
子供を抱え生活に困った女性は新たな殿方を探し、妊娠してはまた逃げられる。
子供は増え、ますます生活に困る。仕事はない。逃げる場所もない。
そんな悲しい過去を持つ女性が多く存在するのである。

カマウさんは、彼女達は今を楽しむことで精一杯なのだと言った。
明日の食べ物はないかもしれないけど、今が楽しめたらいい。
それほどに彼女達は貧しいのである。
明日や将来の事なんて、豊かさという余裕があってこそ考えられるのだとこの時、知った。
夜は明かりのない闇に覆われ、水は高くて買えず泥水で洗濯をする。
そんな貧しさの中にあっても彼女達が素敵な笑顔でいられるのは
1日1秒を必死で生きているからなのである。

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kinaruf [No.1182 - 01:52 2007]
こんばんは
「思い煩うな、明日のことは明日自らが思い煩う。
 その日の苦労はその日だけで十分である」マタイ伝
を思い出しました。
 笑顔が素敵なんですね。
 アフリカを訪ねた人の多くがそう言いますね。
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mixbabar [No.1185 - 22:15 2007]
>kinaruf殿
こんばんはー。
おっまたもやマタイ伝(笑)
マタイ伝を読んでると何だか勇気付けられます私。

アフリカの人の笑顔はとても素敵ですよー。
みんなとても輝いていました。
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シン@偽哲学者 [No.1188 - 22:45 2007]
こんばんは。
テンプレ変えたんですね。
美味しそうです^^

正直、今、この一瞬が大事という考え方には私は反対です。
将来、そして次の世代のため考えて行動するのが
ヒトだと思うからです。
だから私は今はきつくてもいい。
それはきっといつか華を咲かせてくれる。
そしてその華はいずれきっと色んなヒトにシアワセにする
そう自分にいいきかせて頑張りたいと思っています。
富めるものの余裕ととられるかもですが
この心の余裕だけは決して失ってはいけないと思います。
なんか恥ずかしいこと言ってるなぁ・・・
はぁ、自己嫌悪と・・・(-_-;)
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mixbabar [No.1189 - 12:12 2007]
>シン殿
こんにちはー。
テンプレ、変えたのです。
もうすぐバレンタインですからねぇ。

我々のような生活では
きっと今がよければいいと思ってたら
路頭に迷うことになるんでしょうね。
私も行き当たりばったりな生き方は
してないと自分では思ってます(笑)
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