続続・よいこの1日  -

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06

26

21:42
Thu
2008

No.0395

藪の中

週初の月曜日。
新人達と一緒に食事へ行くのでいつものように走って帰らぬようにと
上司から内線がかかってきた。
もちろんいつものように走って帰ろうとしていた私は
いやはやと汗を拭きながら座りなおす。

週末でもないのに外食でお酒飲むなんて嫌だなと思いつつ
行ったら行ったでそんな憂いは忘れた。
1次会の料亭で既にあり得ないほど酔っ払ってしまった私は、
気がつくと支店長のいきつけであるスナックでどんどこ飲んでいた。

次に気がつくと、皆でボックス席にいたはずなのに
私はカウンターに座ってまだまだ飲んでいた。
振り返って辺りを見回すと、会社の人たちは誰もいない。
ちょっと考えてから、隣にいるのは支店長かなと思って横の席の殿方に目をやると
何というか、知らないおっさんだった。

その次に気がついたのは、私はスナックの入っているビルの前で
ママに手を振って別れを告げているところである。
携帯電話が鳴っているので慌ててかばんを開けると着信が止んだ。
歩きながら携帯電話を取り出し、時計を見ると1時半。
不在着信の相手は知らない番号である。
かけてみるとしぶい声のおっさんが出た。
期待していた相手と違ったため、「どちらさまですか」と冷たく聞く。
が、何を言ってるのかよくわからなかったため半分キレ気味に
「あんたなんか知らない人です。私、あなたに番号教えた記憶なんてございませんが」
と、言うと何だよそれホナもういいと言って切られた。
悲しくなった私はタクシーに乗りこんだ。

次に気がつくとタクシーを降りて私は家の前にいた。
自室への階段をあがり、服を脱いでそのままベッドに倒れこんだ。

早朝、起きた私はまだ酔っ払っていた。
が、会社の人達から離れて知らないおっさんと盛り上がるようになった経緯は
どうしてもどうしても思い出せないでいて、
ああ、私は上司達に大変失礼な振る舞いをしたのではなかろうかと心配になり、
意を決して6時52分という早朝にも関わらず、支店長の携帯電話を鳴らした。
出社して皆に会う前に、どうしてもポカの詳細を知りたかったからである。
しかしながら電話に出た支店長は私よりももっと酔っ払っていて
とてもじゃないが役に立たなかった。

会社にこっそりと入って行き、水を飲みながら携帯電話をいじっていると
あの妙な番号を見つけたため、まだ半分酔っている私はその番号にかけてみた。
誰も出なかった。
・・・と、思ったらかかってきた。

ドキドキしながら電話にでて、昨日一緒に飲んだおっさんですよねと聞いてみたところ、
そうですとの返事を得た。
昨晩の失礼を詫びると彼はイエイエと言いつつ妙にヨソヨソしい。
と、いうか2人で盛り上がりつつ散々ボトルの酒を飲みまくられた相手を心配して
電話をかけてやったにも関わらず、
別れた30分後には「アンタ誰」なんてキレ口調で言われたもんだから
それはそれで仕方がないことであろう。
で、翌日の早朝にケロリと電話してくるなんて私がおっさんだったらきっと
バカヤロウと怒鳴り散らしてやるところである。

さかんに電話を切ろうとするおっさんに「最後に一つだけ聞きたいことが」と呼び止めた。
「何か?」と聞くおっさんに私は、
「どうして私は昨日、あの席にいたのでしょうか。」
と、尋ねた。

もちろん答えは
「知るもんか」
である。
「ですよね・・・」
と、苦笑いしながら私は電話を切った。

粗相の顛末が解からず終いだったもんで
ビビりながら階下に降りると
昨晩の出席者は全員酔っていた。
そして私は誰からのお咎めもなかった。

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06

27

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kinaruf [No.3055 - 06:42 2008]
ばばるさん、
おはようございます。
これは夢の話かと思ったら
実はそうではないような…(笑)

僕は実は記憶を失うほどに酔っぱらったことが一度もありません。
全部はっきり覚えてる。周りのみんなが忘れていてもただひとり覚えていたりします。
弱いのですが、酔うことができないので未知の世界でややうらやましかったりもします。
>次に気がつくと、皆でボックス席にいたはずなのに
>私はカウンターに座ってまだまだ飲んでいた。
う~ん、すごい(笑)
06

27

edit
mixbabar [No.3056 - 22:33 2008]
>kinaruf殿
こんばんはー。
うーんある意味、夢の中ですね(笑)
しかし飛び飛びに記憶があるのって
初めてかもしれません。
泥酔した時の大概は
気づいたら朝とかそんな感じなので・・・

えっっ記憶飛んだことないのですか?
飲んでも酔えないってそれは強いのでは・・・
記憶なくなるまで飲むと次の日は最悪ですょ。。。
私は酔ってからが長い人間なので
一口も飲めなくなって潰れるまでなかなかです。
一番一緒に飲みたくない厄介なタイプです(笑)
06

29

edit
kinaruf [No.3057 - 17:44 2008]
僕は強いのではなく、
たぶん潰れるまで飲めないのだと思う。
記憶がいつもある。
幾分性格的ものもあるかもしれないのだけど。
楽しいのは好きだけど、けっこう悲しかったりもする。

相手は忘れて薮の中にいる、でも僕は覚えて見晴らしのよいところにいる。
「昨日、なんかしませんでした?へんなこと言いませんでした?」
なんて言われる。
そんな時、僕は忘れたふりをする。
「いや何も…」

抱きつかれて愛の告白をされ、
送っていく途中のタクシーでひざにげろを吐かれ、
うんざりしてても…。
ばばるさんはそんなことはしてないと思うけど…たぶん…(笑)

そうは言っても僕は酔いつぶれる人は嫌いじゃない。




07

02

edit
mixbabar [No.3058 - 19:54 2008]
>kinaruf殿
こんばんはー。
レスが遅くなり大変申し訳ないです(汗)

>>抱きつかれて愛の告白をされ、
何だかいいシチュエーション・・・
というわけはないんでしょうか、当人には(笑)
>>送っていく途中のタクシーでひざにげろを吐かれ
これは果てしなく遠慮したいもんですね。。。
私はそういうことはない・・・と思いますが。多分(汗)

>>そうは言っても僕は酔いつぶれる人は嫌いじゃない
じゃあ、私は次からkinaruf殿に介抱をお願いしましょう。。。
きっと大変ですけど(笑)
07

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edit
 [No.3060 - 01:03 2008]
お久しぶりです!なかなか笑えました。ってかこういう人います(笑)知らない人のところで散々ボトルを空けまくる女性、実は見たことあります(笑)でも相手からしたらその時結構楽しんでたはずですよ、男なんてそんなもんです。なぜそうなったのかはわからないようですが、それもお酒の楽しさですよね。
ちなみに僕は酔ってお尻を出して踊ったことがあるらしいです、覚えてませんが・・・。
07

07

edit
mixbabar [No.3061 - 22:42 2008]
>竜殿
こんばんはー。
お久しぶりでございます。
竜殿のお近くにも
私のような失敗をする方がおいでですか(笑)
仕事の上司がいた場だったので
今後、気をつけようと思って反省しとります(汗)

>>酔ってお尻を出して踊ったことがある
まじですか。
それは是非とも一度見てみたい気がします(笑)
竜殿は比較的ご近所に住んでらっしゃるようなので
今度、機会があればご一緒に・・?
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