続続・よいこの1日  -

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09

29

23:10
Mon
2008

No.0414

言葉の壁

Mr.Mに5回くらい言われたことがある。
「バスの中では絶対に眠ってはいけないよ。」
これは、決して防犯上のためとかではない。
せっかく日中のバスで7時間もかけて移動するのだから
道中の村やプランテーションやキナバル山を見ながら行けということなのである。

職業病なのか、起床時間からチェックアウトタイムまで
細かく決めてくれたMr.Mのスケジュールに沿ってタクシーを拾い、バス乗り場へ向かったが
私がバス乗り場に着いた時刻は早過ぎ、バスが到着したのは遅すぎた。
バスのチケット売り場で働く、何を言っているのか皆目わからないじーさんの話に
炎天下の下でうんうんと頷きながらバスを待つこと1時間。
恐らく最初はボルネオの見所について語っていたようだったのだが
後半部分になると、自分がこの歳でこれだけ英語を喋ることができるのは
若い頃、当時殆ど誰も行けなかった大学に自分は行って勉強したからだ。
というような内容を言っていたのだと思う。
英語が達者なのはよくわかった。が、申し訳ない事に私は英語がわからないので
1時間も喋り続けた彼の話の1/3も理解できなかった。

乗って1時間と経たないうちに私は深い眠りに落ちていた。
時々は目覚めたものの、休憩所以外は殆ど寝て過ごしたわけなのだが
最後に目が覚めた私の目の前にあったのは
他の山とは明らかに様相の違う山だった。
誰に聞かなくてもキナバル山であることがわかり、
運良く目覚める事ができた幸運に感謝しながら山が見えなくなるまで
窓に張り付いてずっと見ていた。

キナバル山 キナバル山は4000m級の
 非常に高い山である。
 KKでお知り合いになった
 おじさん殿曰く、
 1000mの滝が落ちているとのこと。
 1000mって1kmってことですよねと
 聞いた時は結構疑っていたのだが、
 バスから見えた滝は本気で1kmくらいは
 あるであろう長い長い滝だった。
 おじさん疑ってすいませんでした・・・
 と心の中で呟いた。

かくして無事、KKに着いたわけだが着いたところは途方もないほど
一体ここがどこなのかわからない場所のバスステーションである。
こういう困った時はタクシーに乗るのが一番。

タクシードライバーは親切にもあそこへ行けここへ行けと名所を紹介してくれたが
特にオススメなのは美術館らしく、20分で行けるから連れて行ってあげようかと言われた。
しかし生憎私は、海外旅行先で博物館や美術館は訪れない人だ。
なぜならば英語の説明書きが読めないので行ってもちんぷんかんぷんだからである。
丁重にお断りすると、ドライバーは「そうだね。美術館は5時で閉まるから
今から行っても間に合わないしね」と言った。
私が乗り気になって行くと言ったらどうするつもりだったのだろうか。

G殿の滞在する宿を最後の宿泊先とするべく向かい、
小部屋の住人である管理人にドミトリーで1泊と伝えたところ、
「ベッドは一つあるが同部屋の人は全員"boy"である。
最初にあなたがシングル部屋として泊まった部屋にも一つベッドが空いており、
既に一人泊まっているが日本人の"girl"である。
値段はドミなら18リンギだが2人部屋は25リンギで高くなるけどそっちの方がいいんじゃない」
とのことなので、そういうことなら・・・と2人部屋に入ることにした。

荷物を置いて水シャワーを浴び、G殿と一緒にご飯に繰り出す際に
その事をG殿に告げると、以外な事実を知らされた。
「"girl"って・・・おばさんだよ。」
これを聞いた時私は、G殿は少しばかりお口の悪い殿方で
おばさんと言ってもきっと30代とか40代くらいのお姉さまが泊まっているのだろう
くらいに思っていたのだが、これは私が図書館で犯した過ちを彷彿とさせる事件であり、
小部屋の住人が"girl"と言った日本人は、実は50代~60代くらいの貴婦人だったのである。

"girl"であるという小部屋の住人と"おばさん"であるというG殿、
私の見解において、どちらが正解なのかは明言するのを避けることにしようと思う。
が、去年のブラジル旅行においてアマゾンツアーのガイドも
60歳をとうに回ったドイツ人のおっさんをホテルまで迎えに行く時に確か、
"あと一人、boyを迎えに行くよ"と言っていた。
"boy"や"girl"が一体どういう対象を指すものなのか、もう私にはわからなくなってきた。
私みたいなその辺の人が言うのは間違いであり
客を相手に言うのは正解であるというところなのだろうか。
英語ってむつかしい。
こんな事を長々と考えていても、英語なんて殆ど喋れないのだから私。

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