続続・よいこの1日  -

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22:51
Mon
2008

No.0420

念願の地

IMG_8542.jpg

田植えの時期に棚田を見に行ってからずっと気になっていた場所がある。
棚田に向かう途中、看板がそこかしこにあった山犬嶽。
色々と調べてみたところ、どうも水苔の有名な場所であるらしい。
ガソリンも安くなってきたしおかーしゃんが不在の三連休、
よし。いっちょ行ってみるか。

お出かけの日、私の朝は早い。
自宅を出発するのは朝の5時とか6時である。
どこまで行くんだと言われそうだが、別にそんな遠くじゃなくて
すんなり行けたら家から1~2時間、遠くても3時間くらいのものだ。
が、如何せん道に迷うのである。しかも寄り道つき。
ただ、今回は何度も来た村なので迷うことはないだろうと油断して7時に出発。
その上、調子に乗って別ルートを使って村に入った。
当然、迷った。

さて、ようやく村内の知っている道に出てこれた。
こうなったらこっちのもんで登山口までの道々に看板がある。
が、登山ルートを書いた看板の前で車を降りるとそこは他人様の家だった。
さすがにここに長時間車を放置するわけにも行かず、
しかしこの登山口は急な坂道の上にあるためできたらこの近辺に・・・
というかはっきり言ってこの他人様の家に停めたい。

しばらく歩き回ってみたが人気はない。
しかし生活感の十二分にあるこの家は120%廃墟ではないため
仕方なく坂道の下に停めることにした。
登り口には、「とるのは写真だけ。守れない人は来てくれなくても結構です」
ときっぱり書いてある。了解。


IMG_8425.jpgIMG_8278.jpg
山に一歩入るとゾウの鼻があった。
これだけでも来てよかったと思う。
しかし今日の目的は
ゾウではなく水苔の名所なので
とりあえず先を急ぐ事にする。

木ばっかりの茶色い景色の中を
歩いて歩いてもうくたびれて
帰りたくなってきた頃、
水苔は現れた。

岩という岩、木という木にびっしり苔が生えており、触ってみると手が沈み込むほど深くて柔らかい。
何だか動物の背中を撫でているようである。
と、前の岩が煙を吹いていた。
まさか火事?とびっくりして駆け寄ると何もない。
どうも苔が胞子を飛ばしているようだ。
喜び勇んで苔の中を走り回っていると、道に迷った。
と、いうか山頂までの道を見失った。

看板はあるけれども「〇〇番札所」とか俳句とかの立て札で役に立たない。
さっきまでは確かに「山犬嶽参道」とか「山犬嶽ハイキングコース」とか書いてあったのに。
ちなみにこの札所というのは、山犬嶽山頂まで点々と仏像があり、
ミニ八十八ヶ所巡りができるという代物、ただこういう類の企画モノは至る所に存在する。
例えば、以前行った大神子海岸とか。
こちらの方が雰囲気があって本格的だが構想としては個性がないと私は思う。
この札所を巡っていけばいつかは山頂に着くだろうと進んでみたが
どう歩いても険しい獣道へと誘導されてしまい、
一人で崖から落ちたらどうするんだと心配になって引き返した。

登山口まであと少しという所で登山者軍団4名に出くわす。
山頂に行きたい私は、ここで「こんにちは作戦」を発動することにした。
こんにちはーと話しかけると、この4名の中の1人が山犬嶽の精通者で案内役をしていた。
彼らは山頂まで行くかどうかはわからないが今から苔のところまで行くのだそう。
どうするかはわからないがせっかく来たから取りあえず一緒に行きませんかと。
作戦成功である。

苔の場所に到着し、記念撮影のカメラマン役をすると
やはり一行は山頂まで行くのは無理なので引き返すと言われた。
案内役のおじさんが山頂までの道を教えてくれた上に
別ルートから登ってきた人に山頂まで行くのかと聞いてくれた。
が、悉くみんな山頂なんてとてもとてもと言って断られる。
一体どんな険しい山なんだ。
私だってちっぽけなスニーカーだし、それでなくとも
本格的な登りなんか体力的に絶対無理だ。
だって私、ただの観光客なのだから。

そんな中、おじさんは行くかどうかわからないという中年夫妻を
30分もあれば山頂に着くと説得し、遂に私の同行者を見つけてくれた。
「迷ったら大声で叫びなさい。下におるけんね。」
と、おじさんは手を振って見送ってくれた。だからどんな険しい山なんだ。

IMG_8513.jpg
我々は登った。山頂へ。
皆が口を揃えてとてもとてもと言う
山犬嶽山頂への道は
一体どんなものかというと、
階段が多少厳しいだけの
普通の山だった。

山の頂なんだから当然のことながら、▲のてっぺんは狭い。
しばらく3人で休憩をして、何をするわけでもなく再び3人で下山することに。
下りは八十八ヶ所を辿って獣道を歩こうという話で意見が一致。
「私はゆっくりだからお若い方先にどうぞ」とひぃふぅ言いながら
木の棒を杖代わりに登ってきた奥様は下山時、
「私は滑るかもしれないからお先にどうぞ」と道を譲ってくれた。
よって、ご主人→babar→奥様の並びで降りることになる。
「滑・・・ったら我々もろともやないですか。」と、心の中でつぶやいた。

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edit
まち [No.3132 - 00:48 2008]
こんばんはー。
babarさんって、すごくいい所に住んでますね!
車で、数時間走ると、山犬嶽やら海岸やら、滝もいっぱいだし。
自然好きとしては、羨ましい~。

なんて、書くと都会に住んでるみたいな言い方ですが、田舎モンです(-"-)
でも、babarさんの所みたいに素敵な所少ないです。
実は、今日の画像は家のベランダから撮った画像です。
目の前、田んぼ(稲穂)(笑。

水苔、屋久島とかみたい!・・行った事ないですケド~。
マイナスイオンいっぱいですね♪
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edit
mixbabar [No.3135 - 02:55 2008]
>まち殿
こんばんはー。
私、自分の住んでるところが大好きなもんで
いい所と言われるのが何よりの誉め言葉です(笑)
ありがとうございます。

私もここ2~3年で地元観光を始めたのですが
何もないと皆は言いますが探せば結構あるもんだと強く感じました。
まち殿の近くにもきっとたくさんありますよー。
そうそう、あの記事の写真は田んぼなんですか!
色がとってもキレイですよね!!
秋の恵を感じます・・・

>>屋久島
そう!屋久島は国内で一番行ってみたい場所なんですよね。
もののけ姫に出てきそうな風景の写真を
ボルネオで知り合った方に見せてもらってから
行きたいバロメータが一気に上がってます(笑)
山犬嶽はあそこまで立派ではないものの
素敵な場所で苔の前で何時間も遊んでしまいました。
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