続続・よいこの1日  -

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03

17

22:30
Tue
2009

No.0434

鼻と耳のはなし

病院はとても天井が高く、何と言うか銭湯のようである。
建物の高さの1/3くらいまでの所で人々が動いており、残りの2/3は空いている。
しかも一つの大きな部屋をパーテーションで区切って使っているので
学校の健康診断で体育館に来たような感覚に陥る。
目の前には壁に向かって古そうな吸入機(?)が5台くらい並んでいて
2~3人のおっさんが壁に向かってまばらに座っている。

耳に"ろうと"のようなものを入れられて先生は「ふむ・・・」と考え込んだ。
「鼻を見せてもらいますよ」と言いながら"ろうと"を置き、
手に取ったものはアリクイの舌のような機械。
それを私の鼻に入れる気か!!と思った次の瞬間には入っていた。
先生は「ふむ・・・」とまた考え、今度は「喉を見ますよ」と柄の長い綿棒を取り出した。
「ははぁ。。。耳じゃなくてここじゃないの痛いのは」と、先生がその綿棒の先っぽで
喉の奥の上の方をちょいちょいと触ったので、びっくりして咳き込んだら咳が止まらなくなった。
ティッシュで涙を拭きながら「先生、それは普通に痛いです」と抗議すると
「えへん、耳の検査しときましょ」と言ってぷいっと向こうを向いてしまった。

体育館を出て、連れて行かれた別室には机とパイプ椅子と機械が置いてあり、
トイレの個室みたいな小さなその部屋はとにかく寒い。
「荷物はそこに置いてくださいねー」と優しく看護婦さんが言ってくれたものの、
「そこ」がどこにあるのかわからずオロオロしていると
「ソコ・・・」と、指差したのは部屋の隅に置かれた、ボタンがいっぱいついた機械の上だった。
「私のかばん、重いんですけどスイッチ入ったりしませんかね。。」
と言ったが看護婦さんは問題なしと笑った。

プーとかポーとか音が鳴るとボタンを押す耳の検査をした後、
再び体育館へと連れ戻された私は、
「一応鼻を通しておきましょう」と、壁に向かうおっさんの2つ隣に座らされた。
「消毒してありますからね」と言いながら看護婦さんが箱から出したものは
指を2本揃えたような形のゴム人形みたいなものである。
それを吸入機のチューブに装着し、2分間鼻に突っ込んでいなさいとの指示を受け、
どうしてしなければいけないのかわからなかったが断る理由もないので従う事にした。
他人と並んで「カトちゃんペっ」みたいな格好で壁に向かうのは非常に屈辱的である。
鼻が痛くてここに来たわけでもないのに、
アリクイの舌や人の指型のゴム人形を鼻に入れられ、どうも納得のいかない気持ちになった。

私が屈辱の2分を耐えている間、後からやって来た隣のクソガキ殿は
吸入を嫌がり泣き叫んでいた。
そのまた隣のおっさんに「痛くないぞ。ホレおっさんを見てみな。」と励まされ、
それでも頑なに固辞し続けるクソガキ殿がほとほと嫌になったのか
先生がやって来て、「いいよいいよ今日はやらなくても。
でも今度来る時はやるんだぞ。約束だぞ」と、優しく語りかけた。
コクコクと頷くクソガキ殿は、きっと二度と来ないもんと思っているに違いない。
だって私もそう思っている。

吸入が終わり、再び診察椅子に座ると
「耳はどこも悪くありません。強いて言うなら鼻が悪いのでその影響でしょう」
と、結果を教えてくれた。
鼻なんて風邪の時以外は詰まってませんときっぱり言ったが
「えっなにそれ。あなたそんなに鼻悪いのに気づかなかったの。相当詰まってますよ普通より。」
と、ちょっと椅子から立ち上がって驚いた。
そしてアリクイの舌が金属になって再登場し、鼻から耳に空気を通しますからと
強引に耳に穴の開いた栓を入れられた。
アリクイの舌から猛烈な風を2回ほど吹き込まれ、そのたびに先生が「ねっ」と言う。
とてもじゃないけど同意できず、この拷問はまだやるのですかと涙ながらに訴えると
じゃあもうやめるよとスネたように言い、私はあっけなく診察室から追い出された。

薬出しときますと言ってもらって帰った薬は
「鼻汁を出やすくします」の薬と「痰の切れがよくなります」の薬、
そしてどこの病院でも必ず出てくる、飲むとお腹が張る痛み止めの薬と胃薬のセット。
鼻汁はもともと「ない」と思っていたし飲んでも別に何も出なかった。
痰なんてはなから「切れが悪い」なんて言ってないというか痰はない。
痛み止めと胃薬は耳が痛いからくれたのだろうが
お腹の張りと耳の痛みを天秤にかけるとどうも飲む気になれなかったので友人にあげた。
あれから5日、夜の雑音は未だ続いている。

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edit
まち [No.3290 - 01:28 2009]
こんばんはー。
屈辱的な?!色々な治療されましたね(笑。
耳鼻科って、わけわからない所が多いのかしら。
友達が花粉症で、何の花粉のアレルギーなのか耳鼻科で調べてもらったと言ってたので、
私も調べてもらいに行ったら、あなたは花粉症だから別に調べてどうするの!
そんなの調べたって、どうしようもない!と、逆ギレされた記憶が。
2度とこの病院には、来るもんか!と腹がたち、違う耳鼻科に行こうと思ったものの、
面倒でそれ以来行ってませんが。
でも、babarさんは違う耳鼻科で見てもらった方がいいんじゃないですか?!
と言っても、またそのような屈辱的な事をされに2度と行くもんかと思われてますよね(笑。
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edit
mixbabar [No.3291 - 23:02 2009]
>まち殿
こんばんはー。
まち殿、すごい耳鼻科に当たったようですね(笑)
うーんやはり、病院て当たり外れがあるのでしょうか。。
ちなみに私の後輩が通う耳鼻科は
後輩の鼻の穴に入れたアリクイの舌を消毒して
先生が自ら自分の鼻の穴に入れて見せてくれるらしいです。
耳も鼻も全然治んないしやっぱり病院変えて
見てもらおうかな。。。
03

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bacchus [No.3292 - 01:33 2009]
こんばんわ。
音が止まないのは心配ですね。
別の病院に行ってみるべきです。
耳鼻咽喉科ってなかなか行かないところなので昔のイメージしかなく、いい印象はありません。いつも三日月形の洗面器持たされて鼻の掃除をされた記憶があります。

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edit
mixbabar [No.3295 - 20:30 2009]
>bacchus殿
こんばんはー。
えっえっ三日月形の洗面器???
それを持ってどう鼻の掃除・・・・あぁ。。。なるほど。
何となく想像がつきました。。。

やっぱり変ですかねぇ。。。
うーんやっぱり別の病院に行ってみようかと思います。
耳にしろ鼻にしろ、不具合はよくないですよね。
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