続続・よいこの1日  -

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04

22

21:31
Wed
2009

No.0444

トロッコ道模様

IMG_0370.jpg
トロッコ道は延々と続く平坦な道なので
山道よりも遥かに楽なはずなのだが
私はこのトロッコ道が一番辛かった。
行けども行けどもトロッコ道で
登山口付近では手すりのない
橋(?)を3つ4つと超えねばならず
なぜか水が降ってる所があるかと思えば
余所見をしていると時々
後ろからトロッコが走ってくる。

ゆるゆる歩いていたつもりがお年寄りの集団に追いついてしまい、
ガイドさんがイライラしながらすごい掛け声で集団を脇に寄せてくれたものの
その掛け声には「後ろからすごい勢いでやって来る危ねぇヤツ」みたいな
私に対する非難がこめられている気がした。
この集団に次の休憩で追いつかれないようなるべく遠くまで歩こうと思っていたが
道端で座っている時に追い抜かれ、再び歩き出すとまた追いついてしまったので
"三代杉"なる杉の木の前で長い休憩をもう一度取ることにした。

IMG_0374.jpg
 "三代杉"はその名の通り、
 倒れた杉の上に杉が育ち、
 その杉の上にまた杉が育っている。
 行きにも足を止めて読んだ
 解説板をもう2回くらい読み、
 ベンチに腰掛けてじっとしていた。
 さっきのお年寄り集団が
 大分先まで進んでくれるのを
 ここで待つことにしたのだ。

それにしてもひとたび人の往来が止むと、大変静かな場所である。
葉っぱの擦れる音と鳥の鳴き声以外は何も聞こえない。
しかし葉っぱの音や鳥の鳴き声というのは不思議なもので、
何もせずにひたすら座っているだけでも全く飽きずにいつまででもそこでいられる気がする。

IMG_0383.jpg
しばらく一人の世界に浸っていると
3人の殿方がトロッコ道を歩いてきた。
彼らは地図らしき紙を覗きながら
「えーとどこかこの辺で左に・・・」
と頭を掻いている。
どうもこの1本道で道を探しているようだ。

次の見物客がやって来たところで
私はそろそろ先に進もうかと
置いたザックに腕を回すと、
彼らは三代杉の傍の
ちょっと開けた方へと
進んでいったので
おやと思い、再び腰を下ろした。

どう考えても彼らは道じゃない方へ行っている。
そこで、私はしばらく黙って彼らの動向を見ていることにした。
私はたいがい方向音痴な人間であり、地図を持たせるとぐるぐる回してしまうタイプなので
そんな私が明らかに道じゃないと思っている方向へまさか殿方3人が
道だと思って進んでいるとは考え難いと思ったからである。
ここで声をかけて、「いや森をよく見たいから覗いてるだけです」とかだったら赤っ恥だ。
しかし人の踏み跡もロープもピンクリボンもないそっちは
明らかに一観光客が歩いて行く方角ではない。
確かに、自らの道を切り拓くことは人生の中で大切なことではあるが
それは別に屋久島の森でしなくてもいいことである。
何事も命あってのモノダネであり、こういう場合は甘んじて他人様の敷いたレールの上を
歩いていく方がいいのではないか少年達。

大分奥の方まで行ったところで彼らのうちの一人がおかしいと思ったらしく、
「おい本当にこっちなのか」(みたいな感じで)と足を止めた。
3人はしばらく相談していたが引き返してきて「すいませーん」と私に声をかけた。
「白谷雲水峡に行く道ってこの辺ですか」と。
私は、ここから少し先に楠川分かれという看板があるのでそこを左であると説明した。
彼らはありがとうございましたとお礼を言い、危なかったと騒ぎながら行ってしまった。

他人事ながら彼らの将来が少しだけ心配になった。

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04

23

edit
まち [No.3311 - 00:13 2009]
こんばんはー。
トロッコ今でも、現役で走ってるんですね。
それにしても、感じ悪いガイドさん多い。。

本当に心配してしまう彼らですね~。
でも、おかしいと思って「聞く」事が出来るので、きっと立派に成長してくれるでしょう(笑。
めっちゃ上から目線の私。門によじ登ってるくせに・・・。(。-∀-)
04

23

edit
mixbabar [No.3312 - 21:01 2009]
>まち殿
こんばんはー。
そうなのですこのトロッコ道、現役なのです。
ぼーっと歩いていたらふとレール脇の
植物か虫か何かが目に留まったので
あ、これは何かなと偶然レールを外れて脇に寄ったところ
ブンとトロッコが通り過ぎたのでびっくりしました。
かなり大きな音でやって来ていたはずなのに
全然気づかなかったんですよね。。
ガイドさんはおじさんとかおじいさんだと
結構優しいんですけど若い人は感じのいい人と
悪い人がかなり極端でした・・・
集団を相手にしているとイライラするのかもしれません(笑)

屋久島の山で遭難する人も多いらしくて
一人で行くのはすごく心配してましたが
行ってみると迷うのが難しいほど道は整備されてました。
でもきっとこういう感じでちょっと入ってしまって
わけがわからなくなったり怪我したりして
迷ってしまうのかもしれませんね。。
門をよじ登るまち殿ならたとえ迷ったとしても
自力で岩とかも乗り越えて下山できそうな気が・・・(笑)
あぁまた失礼なことを。。。すいません。。
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