続続・よいこの1日  -

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04

23:50
Thu
2010

No.0481

ビルマ記 シュエダゴンパゴダ

IMG_3320.jpg

シュエダゴンパゴダは大変大きなパゴダである。
入場料を払い、財布をバッグに仕舞いながらごぞごぞしていると、
「ココデ クツヲヌグト イインデスネー」
と、私の背後に片仮名が降りかかってきた。
日本語が聞こえてきたことに何の疑問も持たず、ソウナノデスネーと振り返るとそこに日本人はいなかった。
そうだここは日本じゃなかった。
空耳かしらと首をかしげていると、一人のビルマ人殿方が手を前で組んで私に笑いかけている。

「ボボボボッボクボク、ニホンゴ デデデデキル guide デス。
コノォ pagoda ワァ トゥトゥトゥテモ ヒロイノデ guide、イタホガ イインデスネ。
ボボボボクガァ アンナイ デキマス。 ソノカワリ 5$ ダケ クククククダサイ。
1ジカンクライ カカリマスマスネ。」

この人はビルマ語しゃべる時もこんなに早口でどもるのだろうか。
ここのガイドはどうでもいいけれど、5$ならとりあえずこの人を雇ってみて、
ここが終わったら白い象の居場所を聞いてみよう。
ガイドなら何か知っているはずだ。
白い象の情報を5$で買うと思えばいいのだから。

タクシーを雇った時から、節約の2文字を頭から消し去っていた私は、
そんな軽い気持ちでこのガイドを雇うことにした。

サササドーゾとガイドは私をエレベータに乗せた。
外は昭和初期みたいな暮らしぶりなのにパゴダにはなんと立派なエレベータがついている。
しかも私の泊っているホテルより立派なものである。
私とガイドの他にこのエレベータには、オレンジ色の布を纏ったお坊さんが3人乗っていた。
“ビルマの竪琴“みたいであるなと思いつつ、こういうお坊さんというのは
私なんかとは住む世界の違うとってもエライ人、というイメージを持って一人で固まっていると、
3人のうちの1人が私に、どこから来たのかと聞いてきた。
日本から参りましたと引きつりながら答えるとお坊さんは、「そうか。私は韓国だよ。」と言った。
するともう一人が「お嬢さん、koreaはkoreaでもコイツは北朝鮮だよ。ひゃひゃひゃ」と冷やかした。
先ほどのお坊さんは、「何だと、私は韓国だ。北朝鮮はそっちじゃないか。カカカッ」と高笑いし、
茫然とする私を残して3人は騒ぎながらエレベータを降りるとどこかへ去って行った。
どうも勘違いしていたようだ。お坊さんは普通の人…?

さて、降り立ったこの場所は天国と見紛うほどに眩しい世界だった。
長い渡り廊下を歩いて行くと大きな菩提樹があり、金色に輝く仏塔がいくつも立っている。
金箔を貼った屋根に白い壁面、要するに反射して眩しすぎるため目が開けられないのである。
仏塔のてっぺんからぶら下がる傘の飾りにはダイヤやルビーなどの宝石で飾られているらしい。
が、仏塔が高すぎて肉眼では見えないのでガイド氏の商売道具である写真にて宝石を確認する。
写真はボケていて何が何だかよくわからなかったが、無数の宝石が埋め込まれていることだけはわかった。
また、裸足で歩くには床が熱いんじゃないかと心配したが、
タイルはすべて大理石でできており、どちらかと言うと心地よいくらいの温度だった。
「デモ ショキ(暑期)ニナルト サスガニ アルケナインデスネー」とガイド氏。
しかし、熱くないからと油断しているとたまにセメントで作られた段なんかが罠のようにあり、
うっかりそこを踏もうものならまるで苦行なので気をつけなければならない。

きらびやかなパゴダをガイド氏の案内で一通り見学し、外に出ようかという時になって
「コレカラノ ヨテイハ ナニカ アルンデスカ?」とガイド氏が尋ねてきた。
決めていないが夜に友人が来るのでそれまでは町を見て回ろうと思っていると伝えると、
「ワワワワワタシ ホカノ pagoda ヤ オオオオオテラテラテラァ、
アンナイ シマシマシマス。15$、 デス。」とガイド氏。
夕方までタクシーを雇ってるし、その15$はここのガイド料込みか否かと尋ねると
タクシーはそのまま使うから問題ないし料金はここのガイド込みで15$だと答えた。
例えばどんな所へ連れて行ってくれるのかと問うたところ、
「ボボボボボク オモシロロロイ トコロ、イロイロ シテマス。
●×パヤー ニハ オッキナ ブツゾー アリマス。 ネハンブツモ ミニイキマスシ アトアトアト…

シロイ ゾー トカ…」

白い…ゾー?像? 象!?
ゾーとは象のことかelephantのことかと興奮して聞き返すと、
ええー興味あるのそこなの?みたいな顔つきで、確かにwhite elephantだと言った。
無論、私は彼の申し出を受け入れることにした。

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クロネコ [No.3419 - 12:55 2010]
ついに『白い象』の手がかりが……!期待が高まります。
それにしても怪しげとはいえビルマに日本語できるシロート(ですよね?)ガイドさんが
いることにちょっとびっくり(北朝鮮からきた僧侶もですけど)。そんなに日本語の需要が
あるとは思わなかったので。観光客多いんでしょうか?

ビルマは宝石がたくさん採れるところじゃありませんでしたっけ。確か桃太郎電鉄でも
ビルマにはルビー工場の物件があったような。
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bacchus [No.3420 - 16:04 2010]
いや、
私もようやく白い象にたどりついた~って感じです。
さて、続きはいかに?
白い象、じゃなく吊り雛象さまアップしましたぞ~。
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mixbabar [No.3421 - 23:30 2010]
>クロネコ殿
こんばんはー。
白い象、話を引っ張った割にあっけないもので
大変申し訳ないんですが(汗)、
遂に会うことができたのですー。
詳細は本日の記事で…。

ちなみにこのガイドさんについては後ほど記事に書きますが
ちゃんと試験を受けて資格を持ったガイドさんなのです。
ビルマは現在、日本人観光客は殆どいないようですね。

そうそう、ビルマは宝石が(特にルビーとか)たくさん採れます。
だから宝石類はビルマ物価(格安)で購入できるみたいですよ!
ビルマ物価でも私には手が届かないと思いますが(笑)
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mixbabar [No.3422 - 23:32 2010]
>bacchus殿
こんばんはー。
ハイ、やっと白象にたどり着きました!
と言ってもまだ旅の1日目なんですけど(笑)

>>吊り雛象さま
本当ですか!
じゃあさっそく見に行かせて頂きますー。
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まち [No.3424 - 01:35 2010]
このバゴダかなり立派なんですよねー。
私は、このバゴダには、何だかんだで行けれなかったんですけど。
でも、北朝鮮や韓国のお坊さんって!

ビルマって結構、日本語しゃべれる人多いですよね~。
一瞬私と出会った人と同じ人かと思ったけど、そんな早口で
どもる人ではなかったので、別人のようです(笑。
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mixbabar [No.3425 - 20:22 2010]
>まち殿
こんばんはー。
このパゴダは本当に見ごたえのあるパゴダでした。
色々と解説してもらいながらじっくり見学できたので
ガイドさんも頼んでよかったなと思います。

あぁ、お坊さんは多分、どちらも韓国の人だと思います。
きっと二人でふざけているだけだろうと…(笑)

観光客を相手に仕事をしている人は
結構日本語わかる方が多いですよね。
はじめは驚きましたが、おかげで今回の旅は
言葉にあまり不自由を感じませんでした。
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Kasshy [No.3439 - 23:28 2010]
こんばんは!&はじめまして。
ケニーさんところからこちらへきました。
インドシナ半島が大好きです!
タイしか行ったことないですが、ミャンマー、ラオス、ベトナム、カンボジア...行ってみたいです。
パゴダをみると興奮しちゃいます。(笑)
楽しみにみさせてもらいます!
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mixbabar [No.3442 - 22:02 2010]
>Kasshy殿
こんばんはー。初めまして。
ようこそおいでくださいました。
こちらこそよろしくお願いします。

ラオス、ベトナム、カンボジア…私も行ったことがなく、
ぜひとも訪れてみたい国々です。
また遊びにいらしてくださいね。
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