続続・よいこの1日  -

09« 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »11
--

--

--:--
--
--

No.0

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
01

12

22:02
Wed
2011

No.0538

凧マスター

CRW_5061.jpg

宿に屋上はあるが洗濯物は外に干せない。
なぜなら猿が持ってってしまうからである。
だから洗濯物は部屋の中に干す。
これがまた全然乾かず、洋服類は比較的乾きやすいものを
選んで持って行ったが靴下だけは完全に乾くまで3日を要した。
なのでインド滞在中は恒常的に靴下不足であった。
サンダルはあったが何せ肌寒い時期なので
冷え症の私としては、できれば靴下と靴を履いて外に出たい。
また、土埃なんかもひどいので上着も洗いたい。

部屋に張り巡らされた物干し代わりの紐には
常に冷たく濡れた洋服だの靴下だのがぶら下がっており、
それを軽いフットワークで避けながら生活を続けていく事に
嫌気がさした私は、湿った洋服達の下から屋上に洗濯物を干したいなぁと湿っぽく呟いた。
すると、じゃあ今日は屋上で洗濯物を干して見張りながら過ごそうとC殿が提案した。
お風呂にあるバケツに洗濯物を入れ、文庫本と水を持って屋上まで上がると
いつもの3人は1階のネットスペースから借りてきた椅子を2脚と凧を3つ持って現れた。

水の滴るジーパンやスウェットなどを友人達に再度よく絞ってもらい、
裏返して屋上の手すりの上に広げる。
マットを敷いてその上に座り、サモサを食べながら私は本を読み、
一人は洗濯物の見張りをし、一人は私の携帯でゲームを楽しみ、
もう一人は広い空の下にいる見知らぬ誰かを相手に凧同士を戦わせた。

凧あげはインドで大変メジャーな娯楽である。
どこの町でも見上げるとたくさんの凧が飛んでおり、インドの空は常に凧の戦場である。
ここバラナシでは、近々凧上げ大会があるので皆一生懸命練習しているのだそうだ。
我々の中で言うと、C殿の凧上げの腕は実に見事なもので、
凧を自在に操って遠くや近くのビルの屋上から我々と同じく凧上げをしている少年達の
凧糸を切ったり、たまに切られても他人の凧を乗っ取って自分のものにしたりと
空中の活躍ぶりに歓声をあげずにはいられなかった。

そうこうしているうちに夕方になり、
洗濯物を乾かすという当初の目的は果たせぬまま
夕日はビルの間に沈んで行った。

Trackback

Post

Name:

Url:

Pass:




管理者にだけ表示    
01

15

edit
けにお [No.3797 - 21:54 2011]
凧がメジャーなんて、生活に密着しないと分からないねぇ。
それにしてもこの高さまで飛ばすのは達人だわ。
うちの父もかなりの名人で、子供の頃、屋上で見た光景を
写真から思い出しました。
01

17

edit
mixbabar [No.3799 - 17:39 2011]
>けにお殿
こんばんはー。
凧ってやり始めると結構おもしろい遊びなんやね。。
私、小学校の凧あげ大会くらいしか遊んだ記憶ないから
こんなに高く飛ぶものかと驚きでした。

この写真の彼は壊れた凧でやってるので
この高さでもまだ低い方なのです。
見えんようになるくらい高い所まで上げるのよー。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。