続続・よいこの1日  -

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02

07

23:27
Mon
2011

No.0543

ヘナ体験

IMG_5041.jpg

C殿の妹殿はヘナの名人だという話を聞き、ヘナをやってもらうことになった。
C殿の妹さんは二十歳で去年、見合い結婚をしたばかりだが
まだ学校に通っているからということで実家に住んでいる。
卒業すると旦那様の住む家へ行くのだそうだ。
リキシャーで彼の家に着くと、妹殿はアパートの入り口から顔を半分だけ覗かせて待っていた。

入れてくれたチャイを飲み、3人で話していると皿洗いに行っていたお母様が戻って来た。
外には小さい子供や貴婦人達がいて走り回ったりレースを編んだりしている。
彼らはC殿の親戚の人でたまたま遊びに来ているのだそうだ。
妹殿はC殿からお金をもらうと家を出て、しばらくしてからヘナを手に戻って来た。

腕の内側から始まり手のひらへと描き進み、
終わると今度は腕の外側から手の甲へと緻密な絵を描いていくのだが、
驚いたのは、適当な所から始めた気がしたのに、
両手両面とも指の付け根でぴったり絵が終わったことである。
このヘナアートのことを“メンディ“と言うのだと妹殿が教えてくれた。

妹殿は自分の手にももちろん施している。
自分はヘナで描くのが大好きなのだと言いながら指さした壁には
小さくハートマークと妹殿の名前が描かれていた。

約2時間を投じて私の腕に絵を描き上げた後、
余ったヘナでTVを見に来ていた少年の手のひらにも何やら描き、
私は指先をヘナで覆ってくれたが少年の指先には彼の名前を描いていた。

お母様はビニール袋に入ったお菓子?をC殿に渡した。
ざらざらと手に乗せてくれた中身は、ベビースターラーメン。
食べるとカレーの味がした。
既にヘナが始まっていて手が使えない私達のためにお母様はお皿とスプーンを用意してくれ、
それを妹さんと交互にC殿から食べさせてもらいながら作業は日が暮れるまで続いたのである。

TVは普及が進んでいるだろうが低所得者層にはまだまだ憧れの存在らしく、
C殿は最近、お母さんにプレゼントしたというTVを必死に見ていた。
そのうち、子供達やレース編みのお姉さま方もやってきてTV観賞会が始まった。
昔の日本もこんな感じでTVのある家に集まって皆で見てたのだろうなと思いながらも
私にはせっせと妹殿が描き上げて行くヘナを見ている方が楽しかった。

描き終わってもしばらくと言うか数時間は乾かさねばならないので
絵が潰れないよう気をつけながらじっと座っていなければならない。
お尻が痛くて座り直そうとしたところ、ちょっと潰れてしまって妹殿に叱られた。
日も暮れて寒くなって来たのでブランケットを貸してくれたが
手は外に出したままなので冷え症の私には辛い事この上ない。
結局、終わるまで5~6時間はかかったと思う。

妹殿は、ヘナは花嫁さんが結婚式の時に両手と両足に描いたりするもので
描いた後のヘナの色の鮮やかな赤が長く続くほど
花嫁さんが花婿さんの事を想っている証なのだと言った。

出来上がったヘナはとても鮮やかな朱色をしていた。
時間が経つと、これがだんだん暗い色に変わって行くのだそうだ。
ちなみに写真は指先が黒っぽく、絵の色もくすんでいるが
描いて1週間後くらいのものである。
そして絵は大体2週間で消え、爪だけ長く色が留まった。
丁度2カ月ほどが経った現在、爪の先に1cmほど朱色が残っている。

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