続続・よいこの1日  -

07« 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »09
--

--

--:--
--
--

No.0

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
04

06

23:43
Wed
2011

No.0555

夜行バスの旅

CRW_5219.jpg

さて、一気に2人となってしまった我々は、これから一晩かけてルアンパバンへ移動する。
相方の弁護士殿もノープラン殿と同じく一人旅初挑戦であり、
環境変化や食べ物に相当参っているらしく体調がすぐれない様子であった。
現地メシももはや受け付けずに相当弱っている彼なのに、
旅の衣食住においてあまりこだわりを持たず、安かろう良かろうの私と同行するのは
果てしなく気の毒な事態である。

バスの日本人は前に若い女性2人、後ろにカップル1組、
通路を挟んだ隣におじいさんが1人、我々である。
若い女性2人とは、特に関わりを持っていないものの
後日、偶然にもインドで再会することになる。

悪路のため、夜行は眠れないから外の景色を眺めながら昼間移動する方がよいと
聞いていたのだけれども、バス移動は予想していたよりもずっと快適で
話し相手がいなければすぐにでも眠れると思われた。
何せ、街灯もない山道を走って行くので
車内の電気は出発直後から問答無用に消されているのだ。
揺れも私は特に気にならない。
が、我々はしんみりと2人でヴィエンチャンの思い出等々を語り合い、
夜遅くなってもまだ話し続けていた。

突然弁護士殿が、ラオス風景を楽しみたいから
昼バスにすればよかったと後悔し始めた。
私は基本的に夜行バスが好きだ。
映像の記憶は早々に薄れてしまう事を経験的に知っているので
ラオス風景は窓ガラス越しではなくバッチリ写真に撮りたい。
ので窓ガラス越しに見るのはカメラで残すのが難しい風景の方がよい。

私は弁護士殿に窓の外を見るよう促した。
そこには月明かりに浮かび上がる、巨大な岩山のシルエットがあった。
これは確かにラオス風景だと彼は得心し、その景色と色に2人でしばらく魅入った。

バスは23:00過ぎに売店らしき所で停まった。
有料トイレを使い、屋台を覗くと妙に賑わっている。
客は全てラオス人で売店には魚の干物がたくさん並んでいた。

席に戻ると弁護士殿が、
「ラオスに入ってずっと一緒にいるからこんな質問は変だけど聞いてもいい?」
と言ったのでもちろんだと答えると、この3日間で見た一番ラオスらしい風景は何かと問うた。
私はしばらく考えた後、夜中の23:30に干物屋が儲かっている風景だと答えた。
彼はまた得心し、頷いた。

Trackback

Post

Name:

Url:

Pass:




管理者にだけ表示    
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。